くせ毛とのお付き合い

私はくせ毛です。美容師に言わせると、端的には細い・多い・柔らかいという髪質だそうです。
小学生の間は母親に言われるまま、マッシュルームカットで通していました。マッシュルームカット。ジョン・レノンのあれです。一番くせが強いのが前髪で、ほかはある程度の長さがあれば落ち着いているので、マッシュルームカットの間はこれといった悲劇もなく過ごしました。

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悲劇は中学生になってから。聖子ちゃんカットが世を席巻し始めた頃からです。私自身はマッシュルームカットが自分に似合っていると思っていたのですが、友達の何気ない一言。

「みんな聖子の髪型にしてるよ。切ってみなよ。今の髪型、ちょっとダサいよ」
カミナリに打たれたような衝撃でした。ダサいのはマズイ。すぐさま別の友達のお母さんがやっている美容院で聖子ちゃんカットにしてもらいました。

サイドにレイヤーを入れ、前髪はストレートで眉を隠す位の長さ。肩で揃えたスソを内側に巻き上げる聖子ちゃんカット。それはとてつもないブローテクニックを必要とする髪型だったのです。
クルクルドライヤーもまだない時代。レイヤーをつけたばかりに四方八方にくせ毛が広がるのを、毎朝必死で整えようとしても、美容院での仕上がり通りに仕上げるのは中学生には無理でした。

ダサいと言われた以上、マッシュルームカットにはもどせません。こうして中学時代は納得いかない髪型で過ごすことになりました。
転機はやはり、クルクルドライヤーとケープの登場です。

高校生になり、自分専用のクルクルドライヤーをお小遣いをためて買いました。雨の日は早めに学校に行き、トイレでクルクルドライヤーで髪を整え、ケープでセットしてから授業に出ました。
こうして、時代時代で文明の利器に頼りながら、今に至るまで、くせ毛との戦いは続いています。